メルボルンではカフェ文化に溢れていて、カフェの数はパリを抜いている、
と以前書きました。
メルボルンシティーのような、人が集まるところだけではなく、郊外まで広がっているので、全てを回った人は多分いないと思います。
カフェを持ち込んだ欧米の移民文化が今も歴史を守っているから栄えたのもあると思いますが、それだけではない気がします。
・コーヒー店を営む、独立経営、家族経営の風土がある。
・誰もが好意的に、ゆったりとした時間の中で生活を楽しんでいる。
今回、いくつかの店舗を回って気が付いたことがありました。
それは
・とても個性的
です。
店の作りも、雰囲気の出し方も。
もし自分も流暢に英語が喋れたら、もしかしたらオーナーや店員の個性がもっと分かったかもしれません。
それだけ、店内にいるだけで、ゆったりとしているのに、ビンビンと個性が伝わってきます。
先日紹介したST,ALIのコーヒーを作るカウンター。常にオーダーが入る様子と、てきぱきとした店員の動きが見て取れた。
ゆったりとした、とはいいつつも、それは無駄のない動きからそのように感じ他だけかもしれません。
カフェには軽食がたべられるところ、ケーキ類が食べられるところ(日本ではこっちの方が喫茶店にふさわしいです)、そしてガッツリ食べられるところ様々です。
それもオーナーの性格がでるのかな。
ここST.ALIでは、オーストラリアの伝統的なお菓子類と、最近のお菓子、モーニングブレックファースト、サラダといった多彩なメニューも揃えていたりする。
ケースがなんだかレトロっぽい、これも演出かな?
ここで半日、2食食べても、ずっといても飽きないだろう。
ゆっくり本を読む。音楽を聴く。
話ができたら、周りの人とも会話をしたいなあ。
これこそカフェ文化の底力だと確信しました。