世界最大級のロープウエイ スカイレールのスケールが半端ではないこと。
こればかりは乗ってみないとわかりません。
1995年と出来て間もない、総延長7.5キロにもわたる、超ロングサイズだけではない。
地面から数10メートルも上空を繋いでいるため、空中を飛んでいるかのようです。
天気が良かったからか、現代の設備だからなのか、長いロープに張られているのに、ほとんど揺れません。
時折柱を過ぎるときに「ガタン」というような音はしますが、大きな振動もなく、
静か~。これならこどもたちも怖がることもなく、安心できますね。
写真のように、ところどころに鉄柱が何本も立ってますが、驚くべき工事秘話。
立てるときに、木を一切切らずに地面に穴をあけているそうです。
ということは、人の手で山の中を持って歩いたってことです。
この作業、いったいどれだけ掛ったのか。
キレイに立っている姿は、上空から真下を眺めているとよくわかります。
一面に広がる熱帯雨林を見ていると、ここが乾燥した大地、オーストラリアだとにわかに信じられない気になります。
それもそもはず。海ならグレートバリアリーフが世界遺産で有名なら、一方の山は
それも、1億3000年前の原始の植物が残っているとか。
海と山の世界遺産を堪能できるケアンズのような観光地は他にはありません。
約40分で、途中の駅、レッドピーク駅に到着します。
ここでは熱帯雨林の中を歩けるボードウオークがあります。
一周最短で5分。じっくりまわれば30分。
子どもたちにとっては狭い室内から広い野外に出れて、嬉しいんでしょうか、どこのちびっこたちも走り回ってます。
さあ、後半はケアンズのふもとに向け出発!
晴れているからか、緑もまぶしいです!
下界が見えてきたのか、視界が広がってきました。
あちらには何があるんだろうか。
とっても楽しみ下りですね。
写真:2013年7月