ブルーマウンテンって、観光都市ではなかったんです。
1930年代、昔は炭鉱で栄えていたんですね。
だから、険しい山はトロッコに石炭を乗せて運んでました。
これが当時のトロッコ。これに乗ったら本当に恐ろしい体験になってしまうでしょう。
前回、トロッコ谷底駅から、シーニック・ケーブルウェイ(ケーブルカー)に乗るまでの10分の散策コース。
その途中に当時の炭鉱の面影を見て回れるようになっています。
1870年代から炭鉱があったんだ。左側の男の子が観光客の役。その奥の様子が先ほどの写真の赤く炎があがっているように見える。
子どもも大人も覗いていく。
車両のレプリカ。まさにこんないでたちの男がいそうです。
再現というよりも当時から「放置」状態では??
崩れ落ちているんじゃないの? 地震が来ないことを祈る。
遊歩道があるので、らくちんな散策。
今日は晴天。しかもまだ4時前だというのにあたりは暗い、うっそうと茂ったジャングルの深い闇。
巨木も倒れる。いったいいつの時代からこのままなんだろうか。
と、歩いているうちに、ケーブルカーの谷底駅に到着。
寄り道しなければ6-7分で回れます!
最後の乗り物。シーニック・ケーブルウェイ(ケーブルカー)
帰り(登り)の待ち行列。トロッコの時と比べて、圧倒的に少ない。もう遅い時間だからかも。
ケーブルカー🚡が来ました。なんだか地味な色あいです!
と思っていたら、なんだかとてつもなくデカいぞ!(字もデカくなった!)
パンフレットを見てみたら、オーストラリア最大規模のケーブルカーだとか。(オーストラリアのものは基本的にデカいので、更にデカいということだ)
84人乗り。545メートルを上り下りする。地味でも侮れません(笑)。
巨大ゆえに、どこに陣取っていいいのか、わからない。そうこうしているうちに窓際や撮影スポットらしき場所は占領されてました。
と思っていたら動き出してました。
みんな、どこを向いて撮ってるの??
おお、やっぱりスリーシスターズ。これで見納めかもしれません!
切立った崖が目の前に現れて、ケーブルカーの終点です。こちらもトロッコに負けずあっという間でした。
これで一通り乗り物に乗れました。
(流れからいうと、このあとにもう1回、トロッコに乗りに行った)
乗り物をバカにしていたわけではありませんが、それぞれ違った面白さ、そして見る位置によって壮大な景色も変わり、正直ここまで時間を忘れるほど楽しめるとは思っていませんでした。
子どもであればなおさらでしょう。
世界各国からファミリーが集まっていることも納得!
そういえば、午後の(遅い)時間はツアー客が早々に帰ってしまったのか、中国人の団体客に遭遇しなかったなあ。
いつか、オーストラリアの夏の季節に来てみたいです。
木々や草木ももっと生い茂っているのかなあ?
写真:2019年8月13日