明日7日に期限を迎える、開催中のアボリジナルアート展。
2022年は、西新宿です。
主催者の許可を頂き、原画を掲載します。
アボリジナルアートは、アウトバックに住むアボリジニナルの方々が、独特のタッチを使った絵が大きな特徴ですが、最初に感じるのが色ではないでしょうか。
オーストラリアの大地は、赤茶けた、埃っぽい、乾燥した色というのが第一印象ではないでしょうか。
実際には、同じような色に見えて、非常に細かく色使いがわかれていますが、それでも上に掲げた絵のように、赤茶けた色が非常に多かったのが、数年前の傾向だったかと記憶しています。
ところが、最近は、独特のタッチが更に広がり、そして、ドット(点)や流れる筆に任せたような、動きをあまりかんじさせないような、ほんわかした浮遊感(絵の説明って、本当に難しい😨)が、シャープな動きが加わるようになりました。
しかも、大地の色、または色とりどりに咲く植物の色、時に空の青さがキャンバスに展開されますが、今日の印象では、それとは違い、黒を中心とした、キャンバス内を動き回るかのような絵柄を初めて見ることになりました。
それも、複数のアーチストが描いていました。
2年ぶりの参加になりましたが、こうした多岐にわたる作風はアボリジナルピープルの間でももはや当たり前のように展開されているようです。
世界が大きく変わっていることを実感しました。
繰り返しになりますが、明日が最終日です。
年に1度の開催、是非お見逃しなく!