今年2月に巨大なハリケーン(ジャスパー)について、記事を書きました。
その時は、日本と比べてあまりにも巨大であることと、数日にわたって影響が出ていることを書いたつもりでした。って
しかし、今、日本の台風10号が1週間たっても日本列島に猛威を振っているところで急にオーストラリアのハリケーン(台風)、ジャスパーを思い出した次第です。
オーストラリアでも、普通は上陸してからも移動し続けるのは日本の台風と同じです。
ただ、数年に1度は、上陸した後でもあまり移動せず、数日間被害をもたらすことがあります。
クイーンズランド州に上陸したハリケーンジャスパーも、約1週間ほど迷走して内陸部に大きな被害をもたらしました。
今回の日本の台風も同じですね。
そこでふと思い出したのは、「南半球の天気の半年後に北半球でも同じことが起こる」。
毎回、オーストラリアの夏が異常なら、半年後の日本でも異常な夏になることを何度も書いてきましたが、まさか台風(ハリケーン)まで似た状況になるとは予想もしてませんでした。
まあ、そりゃそうですよね。
気象の専門家ではないので、はっきり説明できる知識は持ってませんが、地球温暖化は地域ではなく世界規模で進んでいる。であれば北半球だろうと南半球だろうとどこでも事情は似通っていくので、被害状況は同じようになってもおかしくは無いですよね。
多分、説明は難しくても、感覚的に「うん、わかる」と思ってもらえる人は多いと思っています。
では、今が冬のオーストラリアはどうなっていると思いますか?
それがこちら。
パースの天気。今は冬から春に向かっていますが、それでも日中25度を超える日がたくさん。
8月は各地で35度を超える日もあり、西オーストラリア州北部の町では40度近くに。
昔はたまにあったそうですが、連日猛暑のような日になるなんてことはなかったそうです。😂
雪は降らないとはいえ、ここまで暑くなる冬って、いったいどうなってしまったのか?
(フランス、スペインでも今年の冬海水浴をしている人がいましたね)
ということは半年後の日本の冬。
場所により30度超え、なんていうところも出てくるんではないでしょうか?
繰り返しますが、地球規模で進む温暖化。
オーストラリアだけは冬暑くなり、日本の冬は今まで通り、なんてことはないでしょう。
雪が降って都市機能が止まるのも困りますが、反対に温暖化が進み過ぎてしまうのも
問題です。
オーストラリアのジャスパーと、日本の台風10号(正式名称サンサン)の動きから、もっと地球温暖化について考えなければと思いに至りました。