ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

タスマニア 一味違うオーストラリア  ホバートで民泊にチャレンジ7 キッチン

 

ホバートでの民泊で、個人的には3回目になりました。
オーストラリアの旅行だけで3回目なので、もうほとんどプロの領域かな?(笑)

 

日本でもそれぞれ家庭に特色があるように、オーストラリアでも家庭に特色があります。
といっても、3回お邪魔したどの家庭でも子供がいないため、多少大人の嗜好、生活感に偏りはありますので、その中でもちょっと共通的に感じたことをピックアップしてみます。
それも普段なかなかお目にかかれない、キッチン系


・冷蔵庫
いきなりですが、もうぶったまげたのが冷蔵庫でした。
家族が少ないので(最大2名)、大きい冷蔵庫といっても、日本で過ごす我々4人家族のものとほぼ同じか、ちょっとだけ一回り大きいだけ。
民泊する場合は、キッチン周りは共有するため、自分たちが買ったりした食材を利用するため、冷蔵庫などはどうしてもあけないといけない。決して覗き見しているわけではないので、念のため。
ただ問題は中身。
日本では当たり前の「開封後はお早めに」お食べください、のマークのついたものは、タッパーに移し変えたり、冷蔵品は冷凍にしたり、「普通に」工夫します。
ところがオーストラリアで見たものは?
開封した果物を入れたビニールはそのまま封もされずに、冷蔵庫に入れっぱなし
肉を入れたプラスチックの容器も、(蓋が外れたんだと信じたいけど)蓋無しの容器がそのまま。
冷凍庫も同じにように(これまた信じたいんだけど)蓋なしの容器に入ったアイスクリームがそのまま。
まあ、冷凍品だったら問題ないような気もするんだけど。でもびっくりの連続。

 

・自動食器洗い機
こちらには日本の我が家にはありません。
だから、使い方は正直わかりません。スイッチなんかもわからないので、使いことは無かった。


問題はそこではありません。
私たちは、お借りしたお皿は、これまたお借りした洗剤はスポンジを使って、流してから水切り置き場に置かせてもらいましたが、オーナーはどうも違うみたい。
最初、水切り置き場にも食器が一切なかったので、
「あれ、お皿を拭いて、とっとと棚にしまっているんだろうなあ」と関心したものですが、2日目の夜に関心も遠くのお空に飛んでしまった。


夜のデザートにりんごを切って食べる機会がやってきました。
たまたまスプーンが3人分しかなくなってしまい、どこかに1本ないかな、とたまたま夜リビングに通りかかったオーナーに
「すみません、もう1本スプーンありませんか?」
「ありますよ」
といって探し出したところが、なんと先ほどの食器洗い機。
なんと、食べ終わったお皿やなべが中にたんまり置かれていました
しかも、スイッチをいれてないので、全然うごいていない
その扉をあけ、1本スプーンを取り出し、わざわざ流しで洗い出したじゃないですか!!
これにはびっくりしたけど、もっとびっくりしたのは、扉の中にあるお皿がところ狭しと載っているところ。
しかも、かすかな異臭が食器洗い機から飛び出してきた。
いったい何のための機械? それをこともなげにスプーンを洗い出すオーナー。
このミスマッチ。どうすればいいの?

 

翌朝、キッチンには人間ではなく、猫のパフィーがこともなげに陣取ってました。

(猫の真下にあるボックスが食器洗い機)

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タスマニア 一味違うオーストラリア  ホバートで民泊にチャレンジ6 オーナー登場

民泊といえば、かならずオーナーが存在します。


特にAIRBnBで予約する場合、オーナーとは「同じ屋根の下」で、別部屋で同居するか、「別の屋根」つまりコテージのように貸切となって、オーナーとは顔を合わせないか、だいたいこのようなパターンに。

今回の場合は前者。オーナーは1階の個室。我々旅行者は2階で。
だから、よほどのことがないと顔を合わさない。「同じ屋根の下」というのに。

 

ホバートへ到着した初日。
日本出発は土曜日。翌日曜日にオーストラリアへ到着し、ホバートのお宅に到着したときは既にお昼を回っておやつの時間(日本基準)。
待ち合わせする時間帯まで出国前の日本でメールし合っていたのに、結局その時間帯に本人がいないという、いかにもオージーらしい展開。

そのかわりに案内してくれた、若いオージーの男性は誰?
弟?恋人?それともルームメイト?
(後日、聞いたけど結局不明。2日後にメルボルンで仕事があり、早朝旅立っていった)


そして、我々が午後観光に出向き、夕食を取ったあと宿に戻ってきた21時半、ようやくオーナーと初めて会うことができました。
あれ、なんか服装がとってもラフに見えたんだけど。どうしてかな。

 

民泊のオーナーは女性で、名前はマデリーン。年は30前後か。
我々家族を簡単に紹介したあと、部屋の紹介でもするのかなあ。

と思ったら早々に
「では、グッドナイト」
と言って、部屋に行ってしまいました。


2016年7月、ゴールドコーストで民泊したときもそうでしたが、一般家庭はとても朝が早く、夜も早い。
夜9時半には床につく(ゴールドコーストでは9時前に寝に入ってました)。
もしかしたら、9時半に我々が帰ってくるまで待っていた?
そうであればとっても申し訳なかった。

ちなみに、ゴールドコーストで民泊したときのオーナーは、朝5時半には外出してしまいました。早朝出勤のサラリーマンみたい。


ぎらぎらの都会・東京から来た日本人と、オーストラリアの都市の中でもかなり田舎の部類に入るホバート
その生活スタイルのあまりのギャップをいきなり体験!


これもホテルでは体験できないものですよね。

いいですよ、民泊ステイライフも!

 

写真;2017年3月27日

タスマニア 一味違うオーストラリア  ホバートで民泊にチャレンジ5 思い出のペット登場

ついに登場、民泊のペット!


良くぞ付けてくれた、日本人でも覚えやすいネーミング。
オス犬 約6ヶ月。名前はアルフィー
猫 性別・年齢不明  名前はパフィー
オーストラリア人にとっては理解できないでしょう、90年代まで青春を謳歌していたら誰でも知っている、日本を代表するミュージシャン、いや、アイドルかな。
覚えやすくて助かったぞ。飼い主、ありがとう。

この2匹。正反対の性格です。正に犬と猫。いや、陽と陰。見事な対象。

 

アルフィー
犬のアルフィーは本当に人に懐いてくる。特に子供に対してはとっても大好きみたい。
最初は追いかけっこ(どちらかというと、逆に犬に追われていた!)

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1泊目、アルフィーの好きな骨型玩具を庭に放り投げると取ってくることを初日迎えてくれた同居人の男から教わり、早速挑戦する次男のたかや。
ジュースを飲んでくつろぐこともせず、ひたすら玩具を投げ続ける。
それですっかりと気を良くしたのか、アルフィーも懐くようになった。
そして2泊目。朝食前のわずかな時間を利用して、ひたすら玩具を投げ続けるたかや。
犬、猫ともまるで家族の一員のように、テラスを入り口としてリビングまで自由に行き来するパフィー
足の汚れも気にしないところが、オージー流なんですね。
リビングにはいってから、なぜか尻尾を振りながら、ついには小さな体のたかやに乗っかろうとするパフィー
それを懸命に倒れないようふんばっているたかや。

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6ヶ月しか経っていないので、パフィーもまだまだ甘えん坊なんでしょうか。それとも遊び優先で、せがんでいるだけなんでしょうか。
とにかく2人(1人と1匹)の間には誰も入れないほど、まるで飼い主になったかのように。

帰国後に話題として出るキーワードは、いまだに「パフィー」が入っています。

 

パフィー
一方の猫のパフィーアルフィーの人懐っこさとは裏腹に、わが道を行く。さすが猫種。
一階のリビングでたかやとアルフィーが大騒ぎしてじゃれているのを遠巻きで我々が見ている横で、優雅にキッチン台に上ったり、一人えさにありついていたり。
周囲の喧騒にはまったく耳を貸さないのがパフィーの性格なのか。

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オーナーからしっかりと教育されているのか、2階に行ってはいけないと注意され、あまり2階までやってこないアルフィーに比べ、いつの間にか瞬間移動してきた!パフィーは、気がついたら2階の部屋に入っている。
1泊目。先ほど登場の若い男のオージーからの注意。
「玄関を開けるときは猫が出て行かないように気をつけて!」

2泊目の夜。
レストランで食事のメニューやら何か写真を撮っていたところ、民泊のオーナーから、何やら不思議なメールが入っていたのに気がついた。
「どうやらパフィーが外に出てってしまって家にいなんだけど。知らない?」
いや、知らないです。私たちも1日朝からずっと外出してましたんで。
とメールでは返信したんですが、夜遅く民泊に帰宅してみたら。。。
「あ、いるじゃないの。どうだったの」 朝出かける前にキッチン台に座っていたときのように、同じ場所に陣取っている。


話を聞くと、オーナーの親戚が来たらしく、その際、きっちりと玄関を閉めなかったからか、みんな外に行ったのかも。
と探していたら、なんと2階の我々の泊まっていた部屋から降りてきたんだとか
パフィー、わが道を行く。やれやれ。
だけど一件落着でした。


日本人のイメージも悪くなることもなく、我々も「ほっ!」です。

民泊のハプニング、いやあ、色々ありますねえ。

 

写真 2017年3月27日

タスマニア 一味違うオーストラリア  ホバートで民泊にチャレンジ4

1階は、民泊の住人の部屋が2つあることは先に書いたとおりですが、どんな部屋かはプライバシーがあるため見ることはありません(女性の部屋だったからか、紹介されることもありませんでした)。
共有部分の、つまり、泊まりにいった我々宿泊客と、住人が共同で使える空間が、1階のリビングとキッチン。
民泊では自炊することを前提としている場合もあるので、キッチンの共有がオーストラリアでは特に一般的。
それにしてもリビングの広いこと。
それには単純なスペース以外にも理由がありました


・大きな窓
大きなガラス窓を通じて、外の景色を見れるように工夫しているのか、そとからの光は入るし、景色も見れるし。
それだけ広い空間に明かりが入るから、より部屋が大きき感じるんでしょうね。


・高い天井
最近の日本の住宅でも、高度経済成長時代よりも天井は高くなりました。たぶん2メートル30センチくらい。
しかしここホバートの古い一戸建ての天井はそんなものじゃなかった。
3メートルから3メートル50センチくらいはあったじゃないかな?
そりゃ広いよね。


・収納ケースがない
これは2015年にも訪れたゴールドコーストでもそうでしたが、壁際にあるのは大型のモニターとスピーカーなどの音響関係のみ。
あとは小ぶりなソファ(2階と違うなあ)が2つ、計4人分あるだけ。
日本だったら、テレビボードがあったり、ソファが大きかったり、テーブルがあったり、収容ケースが聳えていたり。
これではリビングの空間が狭まってしまいますね。
でも、日本では当たり前に収納されているものはオーストラリアではいったいどこにしまっているんだろう。
(本、食器、DVDや子供のおもちゃなど。あ、今回の家庭はシングルでしたが)


・キッチンとの仕切りがない
対面キッチンもなければ、キッチンがリビングとの間に扉も何もないので、一体となっている。
そのため、キッチンからはリビング全体が見れるし、反対にリビングからもキッチンの様子が丸見え。
だからですね。全体が広-く感じるのは。

 

我が家では慣れていないそんな広い空間をもてあまして、テレビを見ることもあまりなく、リビングでの滞在時間はゼロに近かった。
なんせ、子供たちは飼い犬と遊ぶのに夢中。家内も猫を観察したりと、テラス席が外に行ってしまう時間のほうが多かったなあ。