こんなひとシリーズ。
先週5月23日にオーストラリアの総選挙で野党労働党が政権を奪取し、党首アンソニー・アルバジーニーさんが新首相になりました。
何はともあれおめでとうございます!
どんな人かを表す言葉がたくさんありますが、その中でも目を引いたのが
「派手さはないけど実直」らしい。
なんとなく日本の現総理大臣の岸田さんに通じるものがありますね。
さて、5月23日に就任し、キャンベラで記者会見のようなもののやってましたが、普通であれば関係者にあいさつやテレビに出て想いを語るとか(マスコミも大勢駆け付けるはず)多忙を極める1日になるはずですが、なんと午後には外遊、じゃなくて外交のため日本に向けていきなり出発。
5月24日には、日米印豪4か国による大事な大事な会議(クアッド)があって、外交を最優先させたことがはっきりとわかりました。
もし総選挙が接戦でもつれて、党首が決まらないとクアッドの会議にオーストラリアから参加者がいないという大惨事を招きかねない事態も想定されてましたが、それも回避。本当に世界に与える影響力をもっていることを今回の選挙で感じることができました。
そんな堅い話はおいておいて(^^)/
国家元首が国内で就任初日から外交優先とはいえ、旅立ってしまう。
そんな国のトップが過去の歴史の中でいたでしょうか?
もしかしたら世界の歴史に残るくらい、最速で世界に旅立った国のトップとして記録されるかもしれません。
(残念が事件が続き世の中。ちょっと地味な話なのでみんなの「記憶」には残らない
んだろうと思いますけどね)
今後ますます目の離せないオーストラリアの動き。
ここ数年はそれ以前よりもはるかにメディアの登場回数が増えた感じがします。
もちろん面白いこともたくさんありますよ。
いろんな角度で注目していきますので、是非お楽しみに!