ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

3月8日は国際女性デーでオーストラリアは?

オーストラリアを旅行していて最初に感じたのは

「なんて女性がいろんなところで活躍しているんだろう」

でした。

 

さて、今日の話題は在日オーストラリア大使館から。

japan.embassy.gov.au

という発表というかニュースレターが届きました。

現在駐日大使は、ジャン・アダムズという女性。

トップをはじめ、多くの幹部職員(役職)に女性が登用されています。

南オーストラリア州は、1894年に女性の選挙権を認める法律を制定した、世界でも最初の地域の一つだそうです)

 

その一方で、わが日本。

日本の国会は、いまだにジェンダージェンダーと言われている世界でちっとも進まず、

世界主要国ランキングで、下から3番目の27位と評されています。

(最下位は韓国、28位はトルコ)

newsdig.tbs.co.jp

今回ランキングを発表した「エコノミスト」は日本を含む3か国の女性が「依然として職場で最大の障害に直面している」

 

このままでは優秀な女性がますますオーストラリアに行ってしまいますね(^^)/

 

さて、冒頭、オーストラリアに行ったときに活躍している女性に出会った人たち

・バスの運転手、電車の運転手、タクシーの運転手

ワインセラーでの説明員

・テレビに映っていた国の首相、ジュリア・ギラード

生活の隅々で男性と同等に働いている姿を、すでに20年以上前から普通に見かけていました。

最近でこそ日本でも、交通機関で女性が普通に姿を見ることができるようになりましたが、完全に周回遅れですね。

 

追いつけ・追い越せと、競争するのものではありませんが、国が働きやすい環境を整え、女性が更なる社会進出を果たし、日本も上位の仲間入りを果たして欲しいものです。

 

写真 2011年7月

オーストラリアの魅力 大自然

学生たちにとっては春休みシーズン。

もう旅行中の人も多いでしょう。

これから予定を立てている人もいるかと思います。

オーストラリアへ予定している人もいることでしょう。

 

さて、年末以降、オーストラリアの魅力を伝えるシリーズを始めようといくつか書いたあとに、猛烈な台風とその後の熱波・森林火災が猛威を振るったため、そちらを中心に紹介することになってしまいました。

改めて魅力を伝えるべく、再開したいな、と思います。

今回は、大自然

これなくしてオーストラリアは語れません。

「日本だって自然に恵まれている」。確かにその通りです。

ですが、日本と大きき違いは、一点につきます。

「あまりに広大さに息をのむ」

これを体験せずにオーストラリアを語るなかれ、と言わんばかりに大自然の魅力がひたすら続いています。

そんな中で、たった一部ですが、体験した大自然の巨大さ・物凄さを紹介!

西オーストラリア シェルビーチ

このブログでも何度も紹介してきましたが、なんといってもここ。

西オーストラリア州が誇る世界遺産、シャーク湾の一部。

このビーチ🏖、名前のとおり、すべて貝殻で出てきます。

全長100キロ以上、深さ5メートルに渡って、堆積しているそうです。

どうですか。自然の底力。そんなことがありえるのか?

ここは是非生で見て欲しいと思います。

 

クイーンズランド州ケアンズ 熱帯雨林

こちらも世界遺産に登録されていますが、その巨大さはなんといってもスカイレールと呼ばれるロープウェイから眺めるのが一番。

山林の間を縫うロープウェイは日本にもありますが、ここではロープウェイの長さ、そして高さに驚かされます。

更に、最高地点の山を越えたところから除く海は、こちらも世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフ

もう大自然に吸い込まれそうとは、このことを指す言葉なんだと、本当に実感できます。

ロープウェイでは、足元(真下)が見えるシースルータイプのものもあるそうです。

是非体験してみて!

ケアンズ市内からツアーでも、クルマでも、そして観光列車キュランダ鉄道でも行くことができます。

 

カンガルー島 リマ―カブルロック

こちらは南オーストラリア州のカンガルー島の先端付近の国立公園内にあります。

2019年の森林大火災(通称ブラックサマー)により、オーストラリアで3番目に広大な島(4400キロ㎡)の半分近くが消失し、現在大自然は再生中だそうですが、ここはあまり木々も多くなく、岩は健在のようです。

南オーストラリア州アデレードから、クルマとフェリーを乗り継いで、半日以上掛かるため、ある意味秘境の部類に入りますが、巨大なロックから望む海の向こうは南極なんだと思うと、感慨深いものがあります。

訪れにくいこともあり、逆に思い出に深く残ることでしょう。

 

さて、巨大な大自然と聞いて、最初は「ウルルでしょ!」「グレートバリアリーフに決まっているよね!」

と思われたかと思いますが、それ以外にも魅力はたくさん!

更に、名前もついていないような、ローカルな光景(延々と同じ景色の続く田舎の高原、牧場)など、あなたならではの発見もあります!

 

ここで紹介したのは、ホントに一部。

今後も引き続き紹介したいと思います。

 

写真 2007年、2011年、2013年

オーストラリアへ2つの巨大ハリケーン

・ハリケーンにより甚大な被害が継続中の北クイーンズランド州

 

オーストラリアで連続してハリケーンが襲っています。

 

道路が冠水。しかもたびたび

2023年末のハリケーン・ジャスパーから始まり、大型のハリケーンが何度も北クイーンズランド州ケアンズより少し下辺りから上半分)に何度も上陸。

しかも海水を十分に吸い込んだあとに東海岸の各都市に大量の雨を降らせたあと、しばらく内陸部に数日停滞したあとにどこかに行ってしまうというコースがほとんど。

 

しかし、今回16日に上陸したハリケーンリンカーン(Lincohn。発音合ってる?)は上陸後ゆっくりゆっくりと西に進んだ後西海岸に抜け、再度海でエネルギーを補給し、本ブログ執筆中、再上陸を果たしました。

西オーストラリアのエクスマウス辺りから内陸に入り込み、今度は西オーストラリアが大雨です。

例年この時期はオーストラリア全土の至る所で山火事が発生しますが(ビクトリア州では連日大規模な山火事が発生中)、同時にこんな大雨の甚大な被害が2か月に渡って続くなんて、全く予想だにしてませんでした。

恐るべしエルニーニョ現象

半年後の日本はどうなっているんだろう。想像するのも恐ろしいです。

 

こちらは1999年に上陸、1週間留まったことにより甚大な被害を受けた西オーストラリアの壊滅したエクスマウスの街

 

では、少し明るい話題に変え、驚きのハリケーン現象

 

・オーストラリアでも大人気、テイラースイフト

ameblo.jp

日本でも大フィーバーを起こしたテイラースイフト

オーストラリアでもテイラースイフト減少が起こっています。

本ブログ執筆中、まだシドニー公演真っ盛りですので去ってはいないですが、まさにテイラーハリケーンです。

メルボルンでは3日間の公演があり、国内の多くの地域からやってくる少女たちでメルボルンの空港は麻痺寸前だったようです。

(オーストラリアの国内ニュースを映像で見る限り、ほとんどが中高校生に見えた)

 

シドニーに場所を移したタイミングで、ニューサウスウェールズ州では落雷・突風が巻き起こるほどの悪天候で、一時ライブ開始前に避難を余儀なくされたこともあり、本当に嵐を呼んだのか??

 

おかげでシドニーまでやってくる交通手段が限られたため(主にフライトキャンセル)、急きょカンタスが国内線の増便に踏み切りました!

www.traicy.com

確実に需要があると踏んだんでしょうね。

まさしく、今流行りの、まさに「スウィフトミクス」ですね。

こんなタイフーンが起きるなら、世界中に巻き起こして欲しいものです。

 

写真 1999年9月

まさかの事態のマラソン大会

メルボルンラソン。フルマラソン🏃のスタート直後

 

2024年になり、今年開催されるオーストラリアのマラソン、特に三大マラソンゴールドコーストシドニーメルボルンの参加申し込みが毎年ピークを迎えてます。

 

が、今年は大きく事情が変わりました。

なんと、過去一度もなかった、申し込みの上限が達してしまったのです😨

 

メルボルンラソン

www.melbournemarathon.jp

10月13日(日)開催予定ですが、2月5日の段階で定員に達してしまいました。

まだ8か月も先だというのに。前代未聞です。

 

ゴールドコーストラソン

www.gcm.jp

7月6日ハーフマラソン他、7月7日にフルマラソン他が開催ですが、ともに定員枠がいっぱいになってしまいました。

【ご案内】ゴールドコーストマラソン2024 フルマラソン、ハーフマラソンのエントリーについて: ゴールドコーストマラソン2024 | 2024年7月6日(土)・7月7日(日)開催

ただ、現時点で、日本人ランナー向けには特別枠が用意されていて、まだ申し込みは可能です。

ですが、それもいつまで続くのか。。。

 

シドニーラソン

www.sydneymarathon.jp

9月15日(日)に開催予定。

こちらはまだ定員に達したというニュースは流れてきていません。

しかし、今後シドニーラソンはワールド・メジャー・マラソン大会メジャー・マラソン大会昇格の候補を進めているため、大会事務局をはじめ多くの関係者が集客に力を入れています。

いずれどこかのタイミングで定員に達してしまう時が来るでしょう。

油断はできません。

 

※ワールド・メジャー・マラソン大会

正式にはアボットワールドマラソンメジャーズ(AbbottWMM)は世界で最も名高く大規模な6つのマラソン大会(東京、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨークシティマラソン)で構成される、世界規模の大会。

 

2022年のシドニーランニングフェスティバル(マラソン大会)の参加者は36000人だったため、それ以上の参加者を募っている。

ハイタッチのため、わざわざやり直した

シドニーラソン 25キロ地点で

 

なぜこれほど参加者が急増したのか。

1つの理由はコロナが完全に明け、世界中の人々が大挙して世界旅行に行き始めたというもの。すでにオーバーツーリズムという言葉も定着していますが、観光型の海外旅行だけでなく、「体験型」の旅行分野でもオーバーツーリズムになりつつあるそうです。

 

もう2つの理由は、中国人観光客、この場合はランナーですが、多くの中国人ランナーがオーストラリアの大会に申し込みをしているからだそうです。

この話は又聞きのため、真相はわかっていません。

 

いずれにしても参加申し込み人数が急増したことは確か。

この傾向はしばらく続きそうですね。

 

ああ、あの青空の元、もう一度走りたくなってきました。

 

写真

メルボルン 2022年10月

シドニー  2018年9月