コロナによる渡航規制が世界中で大幅に緩和され、コロナ前に戻そうと各国躍起になっています。
日本はもちろんのこと、オーストラリアも観光立国ですので、海外からの取り込みにかなり熱心です。
ご存じの方はテレビで目に触れていますが、TBSで毎週金曜夜10:54から3分ほど、
G`dayオーストラリアという番組で、「ガマンしないでオーストラリアに来ませんか?」キャンペーンを、かれこれ10月からずーっとやってますが、アピール度はかなり本気です。
それはさておき、今は航空路線も徐々に復活し、空席も激減して、日本からオーストラリアへの渡航者が増えているそうです。
それも、理由は様変わり。
以前の渡航目的は、第一に観光、第二に留学、第三にワーキングホリデーといったところでしょうか?(完全に私の感覚ですが)
そこから今では完全に目的が変わってきているように思えるのが最近の経済状況。
第三にあるワーキングホリデーも、以前は、「生の英語に触れながら、外国人と知り合いになったり異文化を体験。オーストラリアで生活するために多少の生活費は労働しながら費用を賄う」とざっくりいうと1年間の滞在を充実させて、帰国後にこの体験を生かす、といったものでした。
ところが、今や経済没落中の日本。
給料も増えず、貯金も出来ず、将来を描けない若者を中心にどんどんと海外に出て、日本よりも高級(時給が日本よりも大幅に高い)な賃金で貯金を稼ぐ(か、日々の生活費を充実させる)ために働く人が増えているのが大きな変更点ではないでしょうか?
帰国後、日本で一旗揚げて、というのが激減し、日本に帰らず、現地で一旗揚げるのが今後増えそうな予感がします。
ちょっと残念が気もしますがそれで日本人の若者が救われるのであれば、どんどんと活躍の場を広げて欲しいものですよね。
まあ、中にはひたすら貯蓄して、個人資産を増やす、という人もいるようですが、それが出来ない日本での会社員生活よりもまだましかもしれませんね。
しかし、オーストラリアの魅力が賃金になるとは、世の中変わったものです。
魅力は賃金以外にも豊富にあるんですが、改めてオーストラリアの訪問目的(魅力)については、別途まとめてお伝えする場を設けたいと考えています。
(景色とかもそうですが、他にもたーっくさんあるんですよ)
タスマニアの世界遺産・国立公園、絶景ポイントから見たクレイドルマウンテン。
今後ご期待くださいね(^^)/
写真 2017年3月