ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

アボリジナルアート展に行ってきました

明日7日に期限を迎える、開催中のアボリジナルアート展。

2022年は、西新宿です。

主催者の許可を頂き、原画を掲載します。

アボリジナルアートは、アウトバックに住むアボリジニナルの方々が、独特のタッチを使った絵が大きな特徴ですが、最初に感じるのが色ではないでしょうか。

オーストラリアの大地は、赤茶けた、埃っぽい、乾燥した色というのが第一印象ではないでしょうか。

実際には、同じような色に見えて、非常に細かく色使いがわかれていますが、それでも上に掲げた絵のように、赤茶けた色が非常に多かったのが、数年前の傾向だったかと記憶しています。

 

ところが、最近は、独特のタッチが更に広がり、そして、ドット(点)や流れる筆に任せたような、動きをあまりかんじさせないような、ほんわかした浮遊感(絵の説明って、本当に難しい😨)が、シャープな動きが加わるようになりました。

しかも、大地の色、または色とりどりに咲く植物の色、時に空の青さがキャンバスに展開されますが、今日の印象では、それとは違い、黒を中心とした、キャンバス内を動き回るかのような絵柄を初めて見ることになりました。

それも、複数のアーチストが描いていました。

2年ぶりの参加になりましたが、こうした多岐にわたる作風はアボリジナルピープルの間でももはや当たり前のように展開されているようです。

世界が大きく変わっていることを実感しました。

 

繰り返しになりますが、明日が最終日です。

年に1度の開催、是非お見逃しなく!

告知 アボリジナルアート展 西新宿にて開催中

告知が遅くなりました。

知り合いでこの界隈では有名な内田真弓さんがプロデュースする、

アボリジナルアート展 がヒルトピア アートスクエア(西新宿)で11月7日まで開催中です。

www.landofdreams.com.au

ちょっと開催案内が大幅に遅れてしまい、申し訳ないです(._.)

 

私は明日行きまーす!

なんといっても内田さんからもアートからも、大地のパワーをもらえるから、不思議なものです。

最近元気がないなあ、とか、都会言ってないなあ、とかでも結構。

一度絵を見てもられば、まるでパワースポットに来たかのような気分を味わえるかもしれません(個人により、パワーを感じる絵も違うそうです(^^)/)

首都圏に在住の方は、この機会にぜひ!!

 

コロナ前生活を取り戻したと断言できる街、メルボルン

早いもので11月に入りました。

今年も残りあと2か月。

皆さんは、この10か月、どんな日々を過ごしてきましたか?

コロナ禍から徐々に日常生活に戻る途上に私たちはいるんだろうなと皆さん気づいているかと思います。

一方で、外出は以前よりも減った、減らした、行きたい飲食店やショップが閉店でなくなっていた、と行動も変わったという人も多いと思います。

そんな私も、サラリーマンとして在宅勤務が始まって2年と8か月。

もう少しで3年を超える勢いです。

いったい、いつになったらコロナ禍前の生活に戻れるのか。それとも一生戻ることはないのか。

そんなことを考えると、ふと10月に旅行したメルボルンの日常生活を思い出します。

旅行した範囲の限りですが、メルボルンは「すでに日常生活を取り戻した」

といっても良いかと思います。

誰も行動制限していない(アジア系の年配を中心とした一部の人たちだけがマスク姿)、密集でもマスクもなく、密でもおしゃべりや密接は普通。

まるでコロナウイルスがまん延していたなんてことはなかったかのようです。

いや、まん延していたことは明らかですね。

というのも、特に若者でしょうか。何度か訪れたオーストラリアの過去のどのときよりも、明らかに夜まで人出が多い。お店やっていないのに。

多分、ロックダウンの鬱屈した生活の反動なのかな、とも考えてしまいます。

ちなみに、メルボルンのコロナの際のロックダウンは、世界最長記録を持っています。

累積日数は、驚愕の262日、およそ9か月。

私なら発狂してしまいます。

中国ではロックダウンが引き続いてますので、もしかしたら記録を塗り替えられるかもしれません。それにしても、アウトドア好きのオーストラリアの方々、よく皆さん耐えたなあと感心します(あ、耐えきれなくてビーチや自宅の庭でバーベキューやっていたんだっけ!!)

 

そうだ、若者の反動の話でした。

彼らは、まあ日本でもそうですがいくらアルバイトでお金を稼いでいる(日本のバイトとはくらべものにならない、月50万円稼いでいる人もいる)が、だからといって毎日飲みに行けるわけでもない。

費用をセーブしているのか、どこかの酒屋でビールを買って、路上でビール片手に長時間語らう姿を何度も遭遇しました。

それでも、人と会って、おしゃべりして、活力を発散していることろはさすがです。

パワーを感じます(^^)/

そして、泥酔もしていない(土曜の夜中はひどかったけど(^^)/)

マクドナルドの前でたむろする若者たち。早朝5時半。

 

サザンクロス駅前の店なので、始発電車を待っているのも知れない。

私には凍えてしまうほど空気が冷たく感じたけど、肌を露出している若者が多く、「肌感覚の違い」を目の当たりにするのであった。

 

とまあ、簡単にいってしまうと、「これがコロナ前の日常生活」何だろうと、率直に感じました。

そして、日本が同じようにコロナ前の日常生活を取り戻すと、きっと同じようなことは起きない、そんな元気のある人は日本ではものすごく少ないはず。

国の元気さもまざまざと見せつけられた、そんなメルボルン旅でした。

 

写真 2022年10月2日

メルボルンマラソン2022 そして祭りは終わった!

長きに渡って(連載かって(^^)/)歩んできましたメルボルンもそろそろ最後です。

残り数キロだというのに、小刻みに続くアップダウン。

王立植物園。広さは東京ドームの何個分あるのかわからないほど広大ですが、今回はほんのわずかな数キロだけお邪魔しました。

公園が広いので、そろそろギブアップモードのランナーが道端でストレッチや、腰かけて休んでいる人など、あちこちで死にそうな顔・顔・😨

 

セントギルダストリートからフルマラソンランナーはしばらくハーフマラソンのランナーと同じルートを走っていました。

さて、この先が分岐点になっていて、ハーフマラソンのランナーは右、フルマラソンランナーは左に分かれます。

この時間帯は圧倒的にフルマラソンランナーだなあ(^^)/

 

ヤラ川を走り抜ける

とても地味な40キロポイント。

これを見つけたのは、10メートルほど行き過ぎてから。

この写真のためにわざわざ戻りました。まあ、これもお気楽マラソンだから(^^)/

この橋を渡ると?そう見えてきました。スタート1キロのところにある、メルボルン観光のランドマーク的存在、左側の建物がフリンダース駅。

その手前にはトラム。

日も高く、メルボルンっ子のさわやかな日曜の午後に向かっています。

いや、なんだかとても暑いんですけど。

あと2㌔もありません。もうすぐでゴール!

こちらは市内を流れるヤラ川をほとりから撮ったもの。

流れもゆっくり。人の動きもゆっくり。いいですね。落ち着いてます!

で、いきなりゴールのMCGの入り口です。

突然ワープしたみたいですが、疲労困ぱいで写真を撮る余裕もなく。

実は、MCGの周りは1956年に開催されたメルボルンオリンピック公園(1964年の東京オリンピックで整備された駒沢公園のよう)になっていますが、ここでちびっ子たちによる5キロマラソンと3キロウオークのレースが開催。

全てのコースのゴールが同じMCGとなっていて、同時にゴールできるんです!

しかも元気のあるちびっ子たち、の付き添いで来ている親やその他の大人たちがゆっくりとゴールしているんですが、そんなのんびりチームより私は疲れていて、どんどんと抜かれる始末。

あ、でも待てよ。

この競技場に入ってしまえば、ゴールして終了。

これはもったいないです。

なぜかというと、普段はトップアスリートしかこの競技場のグランドしか入れません。

観客として入ることはできますが、それも観客席にしか入れませんよね。

もしかしたら、MCGのグランドを走れるってことは、ものすごいこと?

 

振り返って、前日の日本事務局での申し込み手続きの時に聞いた話です。

「MCGのグランドに降りて、しかも走れるって、すごいことなんですよね?」

「オーストラリアの市民ランナーも、すごいと思っているようですよ!」

 

なんと、非常に貴重な経験なんじゃない!

ということで、ダッシュすれば1分以内で余裕で走れる距離を2分以上かけて、周りの歓声を聴きながら、じっくり走ることにしました(^^)/

だって、もったいないじゃない!この先一生来れないかもしれないんだし!!

天然芝なんだろうか、傷めないように敷き詰められたスポンジ状のすのこ

赤いコーンでフルマラソンハーフマラソン、10キロ/5キロ/3キロに分けられている

 

見えてきたのはゴールゲートではない。ややこしい~!

ゴールまであと250Mの文字(by NIKE)。

 

こちらが本物のゴールゲートです!

ゴールゲート付近に集まっている観客席から大勢の歓声がシャワーのように降り注ぐ。
このMCGのすごいところは、競技場内が反響しやすい構造になっているみたいです。

そのため、一か所の歓声がなんだか競技場全体から聞こえてきます。

これだったのか、MCG内でゴールした時に格別の感動が味わえることとは!

4時間45分のペースメーカーたち。最後に抜かれたが、最後に出会えて嬉しかった。
ゴール付近は特に混雑しています。

さて、そろそろ競技場をあとにしようかな。

お昼も過ぎたことだし。

地下通路を通って預けた荷物を取りに行きます。

その前に、完走メダルをここで授与されます。

ボランティアの皆さん、大変お疲れ様でした!

機会があればまたどこかでお会いしましょうね。

 

写真 2022年10月2日