ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

コロナ前生活を取り戻したと断言できる街、メルボルン

早いもので11月に入りました。

今年も残りあと2か月。

皆さんは、この10か月、どんな日々を過ごしてきましたか?

コロナ禍から徐々に日常生活に戻る途上に私たちはいるんだろうなと皆さん気づいているかと思います。

一方で、外出は以前よりも減った、減らした、行きたい飲食店やショップが閉店でなくなっていた、と行動も変わったという人も多いと思います。

そんな私も、サラリーマンとして在宅勤務が始まって2年と8か月。

もう少しで3年を超える勢いです。

いったい、いつになったらコロナ禍前の生活に戻れるのか。それとも一生戻ることはないのか。

そんなことを考えると、ふと10月に旅行したメルボルンの日常生活を思い出します。

旅行した範囲の限りですが、メルボルンは「すでに日常生活を取り戻した」

といっても良いかと思います。

誰も行動制限していない(アジア系の年配を中心とした一部の人たちだけがマスク姿)、密集でもマスクもなく、密でもおしゃべりや密接は普通。

まるでコロナウイルスがまん延していたなんてことはなかったかのようです。

いや、まん延していたことは明らかですね。

というのも、特に若者でしょうか。何度か訪れたオーストラリアの過去のどのときよりも、明らかに夜まで人出が多い。お店やっていないのに。

多分、ロックダウンの鬱屈した生活の反動なのかな、とも考えてしまいます。

ちなみに、メルボルンのコロナの際のロックダウンは、世界最長記録を持っています。

累積日数は、驚愕の262日、およそ9か月。

私なら発狂してしまいます。

中国ではロックダウンが引き続いてますので、もしかしたら記録を塗り替えられるかもしれません。それにしても、アウトドア好きのオーストラリアの方々、よく皆さん耐えたなあと感心します(あ、耐えきれなくてビーチや自宅の庭でバーベキューやっていたんだっけ!!)

 

そうだ、若者の反動の話でした。

彼らは、まあ日本でもそうですがいくらアルバイトでお金を稼いでいる(日本のバイトとはくらべものにならない、月50万円稼いでいる人もいる)が、だからといって毎日飲みに行けるわけでもない。

費用をセーブしているのか、どこかの酒屋でビールを買って、路上でビール片手に長時間語らう姿を何度も遭遇しました。

それでも、人と会って、おしゃべりして、活力を発散していることろはさすがです。

パワーを感じます(^^)/

そして、泥酔もしていない(土曜の夜中はひどかったけど(^^)/)

マクドナルドの前でたむろする若者たち。早朝5時半。

 

サザンクロス駅前の店なので、始発電車を待っているのも知れない。

私には凍えてしまうほど空気が冷たく感じたけど、肌を露出している若者が多く、「肌感覚の違い」を目の当たりにするのであった。

 

とまあ、簡単にいってしまうと、「これがコロナ前の日常生活」何だろうと、率直に感じました。

そして、日本が同じようにコロナ前の日常生活を取り戻すと、きっと同じようなことは起きない、そんな元気のある人は日本ではものすごく少ないはず。

国の元気さもまざまざと見せつけられた、そんなメルボルン旅でした。

 

写真 2022年10月2日