前回の「オーストラリアにグランドキャニオンはある?」
も中で、コロナで閉じこもっている反動で「超」がつく大自然を求めているくだりを書いているにも関わらずシドニーから日帰りで行けるお手軽な観光地「ブルーマウンテン」を紹介していました。
なんか矛盾してましたね。
そこで、「やっぱり超が付く大自然」を求め、オーストラリアにグランドキャニオンはあるのか、再び迫りたいと思います。
といっても、オーストラリアは大自然だらけで、人によってはとらえ方が違いますが、何もなくても、自然が奥深ければ、大自然としてしまいましょう。
もちろん、単なる渓谷や岩肌だったら、本当にどこにでもあります。
でも、ここにきたら本当に「超が付く」といってもいいのかも。
それはここ、キングスキャニオン。
場所はノーザンテリトリー。
最寄りはアリススプリングスってなっている段階で、すでにオーストラリア国内の各都市のどこからも遠いのですが。
それでも、アリススプリングスからウルル(エアーズロック)にクルマで約5時間かけていくよりも、アリススプリングスから約4時間近くで着いてしまうキングスキャニオン。それほど不便ではないかもしれませんよ。
(オーストラリア国内で4時間って、近い方なんですよ)
ウルルからだと日帰りツアーもあるようですね。
オーストラリアの国内旅行者としても、ウルル・カタジュタとキングスキャニオンをセットで回るツアーが人気のようですが、旅行サイトを見ると、キングスキャニオンのトレッキングが良かった、景色も一番良かったなどのコメントをたくさん見ることができます。
「アリススプリングスからクルマで1日で行ける距離なのに、「超」を付けるのかよ!」
と言われそうですが、まあ日本人もあまり行く場所ではないので、由としてください。
あとおまけでもう一か所。
メルボルンからの観光ポイントで有名な、こちらも「メルボルンのグランドキャニオン」と言われているグランピアンズ国立公園。
アウトバック前回の中央オーストラリアと異なり、険しい景観もありながら、滝などもあるため、多様な風景とトレッキングも楽しめます。
ちょっと遠いですが、メルボルン観光で人とは違った体験をするにはお勧めかもしれません。
キングスキャニオン、グランピアンズ、いずれもアメリカのグランドキャニオンに負けない景観だと思います。
まあ、正直景観に勝ち負けはないんですけど(それが結論?と言われそうですが)。
どうですか?少しはコロナの反動を感じられそうでしょうか?
もちろん、コロナから世界が立ち直った際には、是非肌で、そして五感で超が付く大自然を堪能してほしいと思います。
あ、まずは自分が一番堪能したいんですけどね。