ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

まもなく選挙の日本とオーストラリア

そろそろ選挙ですよ!

2016年7月のゴールドコーストの朝刊

 

これ、日本もオーストラリアも、なんです!

こんなタイミングは滅多にありません。

 

でも、同じ民主主義の国でありながら、全く異なる2つの国の選挙。

 

まずは日本から。

今年の参議院選挙は6月22日になると茂木自民党幹事長がもうしております。

www.nikkei.com

あと2か月ですね。しかも全然盛り上がらないぞ😨

ちょうどロシアがウクライナに侵攻している最中でもあり、メディアがこぞってそちらを放映しているので、選挙の番組が少なくなってしまっているのはいたしかたないですが、それにしても盛り上がらない。毎度のことで、もう慣れちゃいましたか??

前回2019年の参議院選挙の投票率が55%。久々に50%を超えた、なんて喜んでいる場合じゃないんですけど。。。

あなたの子供、戦争に行く日がやってくるかもしれないですよ。

と脅すわけではないですが、将来何が起こるかわからない。

現実をよく見て、国に一票を預けなければなりません。

 

一方のオーストラリア。

非常に、というか異常に盛り上がっています!

www.bbc.com

オーストラリアの選挙は5月21日に実施すると発表がありました。

日本よりも1か月早いですね。

さっそく各テレビ局やラジオ局では、選挙に関する報道が激増中!!

なんていってもモリソン首相率いる与党保守連合自由党と国民党)の支持率は最大野党・労働党を下回っており、約9年ぶりの政権交代がおきるかもしれないのだ。

モリソン首相の評判もかなり下がっていて(手腕としては外交力もあり、日本なんかよりもはるかに実力があると思うんだけどね!)、今回の選挙で変わるかもしれないので、それは盛り上がることでしょう。

もう1つ。

オーストラリアの選挙は義務化されています。

選挙に投票しないと、罰金20ドル(日本円で1800円相当)を払わなくっちゃいけないんです。

嫌ですよね。1800円持って行かれるなんて!

そんなわけで、オーストラリアの投票率は民主主義国の中でも抜群に高い!

2016年の総選挙の時は何と90&以上!

いくら義務とはいえ、ちょっと高すぎないですか?

罰金が嫌だからといって、そんなにみんな、投票所に行くの?

(日本人だったら、面倒くさいので、1800円払うのを選択する人も多いでしょうか)

www.nhk.or.jp

罰金が「むち」だとしたら、「あめ」🍭も用意されているんですね。

なんと選挙会場でバーベキューや子供が遊べる遊具、屋台なんかも出店しちゃったりするんです!

投票日は土曜日、しかも会場は学校の近くが多かったり。

お父さん、お母さんがクルマでお迎えと一緒に投票に行って、ソーセージを食べて、遊んで、屋台で買い物をして、とほとんどお祭りですね。

 

同じことをやれるんだったら、なんか選挙に行ってもいいかなあ、って思いますよね。

罰金制度は導入しなくても10%くらいは投票率が上がるんじゃないでしょうか。

 

ネガティブな思考になりがちなこともポジティブな活動に変えてしまう!

ああ、やっぱりオーストラリアの生活は憧れます。

 

オーストラリアの投票所も見学に行きたくなってきました。