ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

(お知らせ)オーストラリアクイズでマラソンネタも作ってしまいました

皆さん、こんにちは。

朝晩寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

北日本はまだまだ吹雪いているところもありますが、日本列島は確実に春に向かっています。

首都圏に住んでいる私も、散歩&ランニングコース途中にある河津桜を原種とした桜がすでに5分咲き。春を実感し始めています。

前置きが長くなりましたが、Youtubeも初めて2か月が経過しました。

毎週2本以上は掲載していますが、まだまだ慣れません(笑)。

主にマラソンが中心になっていますが、もっと楽しくオーストラリアを知ってもらおうと、クイズ形式も登場させることにしました。

www.youtube.com

それに加えて「本当はこんなことも知りたいんだけど・・・」

というリクエストがあれば調べてみようと思いますので、メッセージもどんどん送ってもらって結構ですよ。

 

日本と比較してみると面白いことがたっくさんあるんですよね。

今後もこのブログとYoutubeをご期待ください。

 

今回はちょっと短いですが、次回をお楽しみに!

 

全豪オープン会場は観光地

全豪オープンテニスがメルボルンで無事三週間遅れで開催中。

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2月12日付け朝日新聞朝刊のスポーツ欄

 

注目を浴びているのは、大阪なおみ選手ももちろんですが、一番の注目は「コロナ対策」ですね。今年は残念ですが、どうしてもそこに目が行ってしまいます。

さて、万全な対策によりコロナを封じ込めてきたオーストラリア。

場所によっては全く感染していない街もあり、本当にうらやましい。

勿論、州都でも抑えられています。

しかし、今回全豪オープンテニスの会場となっているメルボルンでは、ちょっと感染が増えていますね。

新聞記事にもあるとおり、屋内は声援禁止、屋外では声援もOKでした。

ところが、12日、地元ビクトリア州のアンドリュース首相は記者会見し、メルボルンにある入国者の隔離用ホテルの滞在者やスタッフなどから、イギリスで広がる変異ウイルスが確認されたことから、州全体で12日夜から5日間、外出制限となってしまいました。

www3.nhk.or.jp

水際対策を万全にしていたにも関わらずコロナはすり抜けてしまうとは。

今後世界の国際級スポーツ大会は大いに参考になるかと思いますが、全くの対策がゆるゆるの日本は、今後対策が追いつくのかなあ、と正直思ってしまいます。

 

さて、今回全豪オープンテニスのことを書いたのは、話が旬だからではなく、会場となっているメルボルンで、1つの観光ポイントにもなるほど素晴らしい場所なのに、あんまり注目されていないような気がしたからです。

 

・ロケーションは最高

まず、全豪オープンテニス会場がどこにあるかというと、実はメルボルンシティ中心に構えるといっても過言ではないビクトリアステーションから徒歩10分程度のところにあります。

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夕暮れのビクトリアステーション。現在使われている駅としてはオーストラリア最古

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ロッドレーバーアリーナと地図にでていますが、こちらはテニスの専用コート。

中継でみたことがあるかと思いますが、なんとテニス専用なのに収容人数約1万5千人。もちろん決勝でも使われるセンターコート

その周辺一帯はメルボルンオリンピックも開催したこともある場所で、本当に広い、きれい、そして見どころいっぱいの場所。

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センターコートの手前には、練習用のコートが20面近くあり、すべて地元オーストラリアに貸し出しているとか。心が広いですね。
ちなみに、センターコート全豪オープンテニス期間外であれば、観光ツアーとして中も見れるそうですよ。

 

・周辺の施設

ここはテニスだけではありません。

お隣にはオーストラリア国内最大級のクリケットグラウンド、「メルボルンクリケットグラウンド(通称MCG)」がそびえています。

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1956年に実施されたメルボルンオリンピックのメイン会場になっただけではありません。

オーストラリアでは大人気スポーツ、オーストラリアンフットボール(AFL)の決勝で使われたり、大規模なイベントで使用されます。

ちなみに、このブログでは何度か登場するマラソン大会ですが、メルボルンラソンのゴール会場にもなっています。

普段は選手しかグラウンドに入れませんが、この時ばかりはランナーであればグラウンドに入れます。粋な計らいですね。

他にも、パントロードオーバルと呼ばれるオーストラリアンフットボール専用グランドがあったり、

AAMIパーク(メルボルンレクタンギュラースタジアム)と呼ばれるサッカーグランドがあったり、とにかく巨大な施設が目白押し。さすが国土が広いので、それぞれの施設が巨大でも収まってしまいます。

 

・ヤラ・リバー

先ほど、シティ中心フリンダースステーションから徒歩10分と書きましたが、徒歩沿いにはヤラリバーと呼ばれる川が流れています。

とっても緩やか。穏やかといったほうがふさわしいかな。

そこではカヌーをやっていたり、川べりでくつろぐ人がいたりして、本当に時間がゆっくり流れていくことを感じます。

ところで、メルボルンは別名ガーデンシティとも呼ばれていて、市内あちこちに公園が開けています。

その気持ち良さに、わざわざ公園に出かける価値は十分にあります。

ですが、忙しい日本人の観光客、そんな時間はあまりありませんよね。

そこで、メルボルンの観光ポイントとして、オリンピックパーク周辺のスタジアムを徘徊しつつ、フリンダースステーションからヤラリバー沿いを歩きませんか?

ちょっとした運動にもなりますし、リバー沿いにたたずみ、コーヒーを飲んでもいいですし、ロッドレーバーアリーナ目指しても良いですし、見どころ沢山あると思いませんか?

(更に足を延ばし10分から15分歩けば、国立美術館やロイヤル植物園もあります。

おすすめ観光ポイントにここまで解説していることはないと思いますので、是非この際次回の観光の際には1か所加えてみてはいかがでしょう。

子供たちを放し飼いにしておいても広さも十分。全く問題ありませんし。

きっと羽を伸ばすことができると思います。

 

写真 2014年10月

パース 話題盛りだくさん!

今週、オーストラリアの情報をチェックしていると、メルボルンで開催の全豪オープンテニス大会の次に来る情報は、パースが多かったような気がしました。

 

・10か月ぶりのコロナ感染者

まず2月1日に伝わってきたニュースです。 

西オーストラリア州、パースで10か月ぶりに市中感染が発生

記事には、「報告された感染者は、海外からの帰国者が14日間の強制検疫期間を過ごす、パース市内のホテルの警備員、感染が確認された帰国者が滞在していた部屋のあるフロアを担当していました。」

とあり、そして

西オーストラリア州政府は直ちにパース、ピール、サウスウエスト地区のロックダウンを決定、ロックダウンは1月31日より開始、2月5日の金曜日の午後6時まで続きます。」

と、1週間のロックダウンが施行されました。

感染された方は迷惑ごめん被る心境でしょうが、それにしても1人の感染者でただちにこれだけの措置を行うなんて、英断かつ素早いですね。

老人政府日本とはスピード感がまるで違います。

 

・森林火災

2月3日、パース近郊の山林で大規模な山火事が発生、民家71棟が焼けてしまったそうです。

そのときのニュース映像はこちら。 

 そのため、ロックダウンで自宅にこもるのではなく、すぐに避難する呼びかけが行われました。そりゃそうだ。

けど、これが日本だったらどうなるんだろう。避難決定まで何日も待たされるんだろうなあ。

 

・パース最新アトラクション「メタガラップ・ブジッジ・クライム」

そんなこんな大変な時期に、少しでも楽しく過ごしたいというオーストラリア人の計らいなのかわかりませんが、2月2日にパース市内、スワンリバーに掛かるブリッジが

登れるようになりました。というメッセージ(というか観光案内)がオーストラリア観光局が出てきましたので、思わず見入ってしまいました。

 シドニーのハーバーブリッジのブリッジクライムに対抗したのかな?

それに、階段はガラスでスケルトンになっていて、足元から眼下に見下ろせるようです。この手の設計、オーストラリア人は好きですね(世界中の観光客はみんな好きかな?)

 夕暮れ、いや日が落ちたのに登っている映像もあるので、ライトアップされた景色もブリッジの上から見ることができるのかな。ワクワクというよりもぞくぞくしますね(笑)

 

今はコロナ禍で行けませんが、パースに行けるようになったら、コースに1つ追加しようと思いました。

 

ブリッジに登ること自体が目的ではなく、景色を一望したいんですよねえ。

オーストラリア 南北の果てはどこ?

2週間前に、オーストラリア 『東西の果てはどこ?』を書くことになりました。

 

tanoshiiau.hatenablog.com

 その時は、横長のオーストラリア大陸(そもそもこれ自体大きいので、別の機会にいろいろ書きたいです(^^)/)の、更にその外側の離島は東西それぞれどこにあるんだろうか?という単純な疑問からスタートしました。

 

今回はその延長です。

 

東西に比べ、南北の方が、オーストラリア大陸の長さが短いため驚愕する事実はないだろうと思っていました。

ところがどっこい。。。(昭和的な表現、お許しください)

 

オーストラリアの最南端はどこ?

南にはタスマニア島がありますよね。

その最南端に、サウスイースト岬があります。

タスマニアの首都ホバートから約95キロ。タスマニア自然保護区の一部であるタスマニア荒野世界遺産地域の一部であるサウスウェスト国立公園の南および南東の角にあります。

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とのことなので、おそらく入ることは難しいのでは?

行ったことのある記事がほとんど見当たりませんね。

f:id:tanoshiiau:20210131122859p:plain まあ、実際どこにでもあるオーストラリアの風景。

とここがオーストラリアの最南端かというと、実はそうではなかったのだ。

最南端は、本当にもっと下にあった。

あれ、これ以上オーストラリアの国土なんてあったっけ?

南極の一部なの?

 

ブブー。不正解。

もっと南にあるのはやはり離島でした。

 

その名もマッコーリー島

世界遺産ファンであれば、ご存じの方もいるかと思います

けど、その位置関係まではっきり示せる人はそうそういないんじゃないかなあ。

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タスマニア島より南東に約1400キロ。

ニュージーランドオークランドよりも南西に約630キロ。ニュージーランドの方が近い。それでも島はオーストラリアのもの。

ペンギンの最大規模の繁殖地でもあり、残念ながら研究者以外は立ち入り禁止。

だから、世界自然遺産にも指定されているんですね。

 

何だ、残念だなあ。と行きたい気持ちをくじく、衝撃のデータ。

なんと、年間307日も雨という世界最高記録を持っています。

しかも南極にめちゃ無茶近いし。うーん、寒そう、どころじゃないですね。

南と聞くと暖かいイメージですが、あまり行き過ぎると極寒が待っていました。

興味をそいですいませんでした。

 

オーストラリアの最北端はどこ?

一方、北端はどこにあるんでしょうか?

今度は北、という字が入っていますが、南半球にとって北は赤道を目指すものなので、暑くなるんですよね。

オーストラリア大陸の最北端はヨーク岬(ケープ・ヨーク)。

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地図の上の方にはパプアニューギニアが控えていますが、そちらの方が近い。

間の海峡はトレス海峡と呼ばれていますが、そこにはトレス海峡諸島と呼ばれる島々がいくつかありますが、遠い昔、真珠の養殖で盛んな時期もありました。

 

で、半島の先端、ヨーク岬がオーストラリアの最北端かと思いきや、これもまた違ったんですね。

そのキーワードはまたしても離島でした。

 

そして、またもやオーストラリアではなく、他の国の方が距離が「明らかに」近い!

オーストラリア最北端はここモイミ島

え、なに。それ?

まずは、トレス海峡とそこにある島々のイメージです。

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そして、モイミ島。

もう地図に出てこないんじゃないか、と思うくらい拡大していますが、隣接の大きな土地は、さきほどのパプアニューギニアです。カヌーで行ける距離なんじゃないの?

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いやあ、驚きました。最北端が、まさかほとんどオーストラリアでは全くないようなところにあるなんて。で、やっぱり大した記事もありませんでした。

 

ちなみに、モイミ島のすぐ下にある少し大きなボイグ島は、先住民が260人住んでいるそうです。現在の地球温暖化によりこの島も水没の危機に瀕していますが、食い止めるため、オーストラリア政府が防波堤建設のため多額の費用を捻出したそうです。

 

今回も東西に続き、南北に広いオーストラリアが確認できました(^^)/

 

といってもなかなか行くことはできませんよね。

 

妄想の中でトリップしよう。

(いつか行ける日を夢見て)