さて、貴重な写真から。
この20年間、コロナウイルスがまん延した期間を除き、オーストラリアの経済は一貫して伸びています。
日本で暮らしていると日々生活レベルが一貫して下がっていくことが実感できないように、オーストラリアに住んでいる人も、経済成長により生活が向上している(と日本に住んでいる自分はそう信じてますが)ことはなかなか実感できないんじゃないでしょうか。
別にオーストラリアの人に指南するつもりはさらさらありません。
でも百聞は一見に如かず。
見てわかるものがあれば・・・
実は、最近古いフィルム時代のネガを保存するために、デジタル化の作業をしてましたが、その中にはたくさんの海外旅行の写真。
もちろん、オーストラリアの写真も。
若い方はわからないかもしれませんが、デジカメが世に出て、我々市民が普通に買えるようになった(市場に機種が揃った)のは、1990年代後半からです。
(もしかしたら、我が家が貧乏だったから、買えるようになるのに時間が掛かったのかもしれません、正確にはもっと早くから市場に出回っていたかもしれません)
話がそれました。
パースです。
オーストラリアに行きだした当時、パースが気に入り、何度も訪問しました。
今でもすぐに行きたいです。
で、当時何度も通った、写真を撮るならキングスパーク(^^)/
夕方から日が暮れるタイミングがなぜか気に入り、日が傾いていく時間に何度浸ったかわかりません(いや、、、10回もないですが。。)
1998年。今となっては20数年前になりますね。
現在、オーストラリアの各都市は発展に発展を遂げ、世界の他の都市に負けないようなメトロポリタンに。
パースの場合、2020年代にはこうなりました。
政府観光局
パースの観光ガイドでは、このような写真が溢れています。
ところが、20数年前のキングスパークからのパースシティの写真をご覧ください。
これでも当時は、「これぞパース、美しい」と思い、何度も眺めて、物思いにふけったものです。
(残念ながらネガが少し感光しているのと、もともとのカメラとフィルムの性能が低く、きれいには見えませんが、現実世界はとてもきれいでしたよ)
またまた話がそれました。
見てもらいたかったのは、2枚の写真から、たったこの狭い(失礼)パースのシティーでさえ、高層ビルが増えているということ。
恐らくはまだまだ発展するだろうということ。
一方、変わっていないだろう、キングスパークをはじめ、公園は保存され豊かな緑は都市に残っているだろうこと。
その後、シドニー、メルボルンといった大都市を訪れましたが、都市と公園が一体になっていることを確認しているので、パースも都市から緑が無くなっているなんてことはやっぱりないでしょうね。
さて、ノスタルジーを感じるために次回訪問するのか。
それとも目覚ましい経済発展した姿を見たいと思って次回訪問するのか。
パースの変貌ぶりをこの目でまた見たいと思います。
写真 1998年9月