あ、このブログではありません。
国際的に人気も評価も高かった、福岡国際マラソンのことです。
びっくりですね。というよりも、びっくりさせたかな。
75回を数える福岡国際マラソン。名前の国際とある通り、名前負けせず世界でもとっても有名な大会だったようです。
長い歴史の中、名勝負の数々。
皆さんも1度は名勝負を見たり、ニュースで知った方もいることでしょう。
で、なんでオーストラリアのブログと関係あるのか、と思われる方もいるかもしれませんが、実は過去に大アリなんですよね。
75回なので、なんと戦後すぐの1947年スタートというのも驚きですが、終戦してから国際、つまり敗戦国だった国が世界に門戸を開きだすことも凄い。
そして、1967年の大会。
ここに参加したオーストラリアのランナー、デレク・クレイトンという選手が快挙を遂げたからです。
それは、
「世界で初めて2時間10分の壁を超えた」
から。
つまり、福岡国際マラソンで「世界新記録」が生まれたってことなんです。
デレク・クレイトンって、古い人なので初めて聞いた名前だと思いますが、オーストラリアの陸上界ではかなり有名だったようです。
そして、1981年。またしてもオーストラリアの選手、ロバート・ドキャステラによって世界記録が生まれました。
オーストラリア国内の大会での優勝はもちろん、14年に渡って世界中の大会で数多くの記録を残してきた、超すごいランナーでもあったんです。
ロバート・ドキャステラ(オーストラリア・1957〜)のマラソン成績 | マラソン資料館
1980年代は、世界での大会はまだまだ少なかったので、大会を選ぶことができなかった時代。今とは状況がまるで違う中での偉業。
今回は日本の大会で、日本人からの有名高速ランナーが多数参加するため、外国人選手の脚光はあまり報道されていません。
全てお伝えすると新聞のスポーツ欄全てを使っても書ききれないほどの記事がありますからね(^^)/
過去の記録、思い出をはせながら、今日の午後はじっくりと浸りたいと思います。