今日はちょっと真面目な話です。
人気って、ここまで及ぶのか、と認識した、昨日のイギリスチャールズ国王の戴冠式。
用事があったため、生放送はおろか、その後のニュースダイジェストもみれなかったものの、行事が地味過ぎて、つまらないとネットに溢れていたこともあり、テレビも見ずに一夜が明けてしまいました。
在豪の人からも特に目立ったコメントも出てこず、明らかに「オーストラリアでも話題になっていないこと」が伝わってきました。
どうも興味があるのは、元女王陛下時代にイギリス王室に興味のあった世代だけ。
今のオーストラリアの若者は、イギリスは他国であり、しかも王室なんかにはまったく興味もないようです。
そういうこともあってか、もしかしたら今後は、オーストラリアも立憲君主制から共和制に移行するかもしれないというニュースが出ていました。
確か2000年ころでしたでしょうか。オーストラリアで、今後立憲君主制を継続するのか、国民投票があったかと記憶していますが、その結果、継続する方が多かったようでした。
その時はまだエリザベス女王も健在でしたし、イギリス王室も(ダイアナ元妃がなくなった後とはいえ)それなりに理解があった時代でした。
ただ、今回はチャールズ国王があまりにも地味なのか(それとも国民が反発しているのか)、とにかく人気がないようです。
そうなると、オーストラリアにとってはイギリス王室はどうでもよいのかもしれませんねよね。
第一、イギリスに支えてもらうほどオーストラリアという国は弱くないし、どちらかというともはやオーストラリアの方が国の経済成長、生活力など、全体的に勢いがありますね。だから、「イギリスがオーストラリアの元首。なにそれ!?」
と思ってしまうのもわかる気がします。
仮にエリザベス女王が健在だったとしても、もはや趨勢は変わらないかもしれません。
お隣のニュージーランドも同じ状況かもしれませんが、今後オーストラリアの政治体制が大きくかわるかもしれません。
それによって、オーストラリアに行く我々観光客が変わるのかどうかは全くの不明ですが(多分何も変わらないと思います)、しばらくは遠くから様子を眺めてみたいと思います。
ビザの条件とかかわるのかなあ。
まあ、そうなったらなったで、情報収集に努めますね。