ついにオーストラリア訪問目的が5回目になりました。
20年もオーストラリアに通ってますが、ここ数年での大きな変化はないものの、20年前と比較すると、見るもの・聞くもの・食べるものが大きく変わった気がしてとても面白いです。
まさか私自身がこんなことが訪問の目的の1つになるなんて、思っても見ませんでした。
きっかけは、「おいしいコーヒーを飲むと幸せを感じる」ところからスタートしたと記憶しています(はっきりとしていないんですが)。
といっても、日本でもカフェチェーンはあり、仕事で出先の合間に、古くはドトールへ、最近ではもはや定番のスタバ、タリーズをはじめ、首都圏のどこにいってもカフェのない街はないくらい増殖しています(私の住む最寄り駅にはカフェは無い!)
にもかかわらずカフェにわざわざオーストラリアから行くのは、正直文化度、洗練された、味も本物のカフェがそこら中にあることを知って、日豪カフェ文化の差異を目の当たりにしたからです。
カフェにもっと早く目覚めていればたくさんカフェに回れたのに😢
しかし、カフェに行く観光客が増加(というか激増)したのは、最近だと思います。
一番の功労者はわかりませんが、もしかしたらインスタ??
映えることを目的に店に向かう観光客、映えさせるためにあれこれ品を出すお店側。
そんなことが相まったのがここ10年の出来事ですかね。
ただ、観光客が大挙して押し寄せるはるか前から、移民だったヨーロッパの方々がコーヒー文化を持ち込み、オーストラリアに根付かせたものが現在に渡って発展させてきた歴史もあるため、インスタがなくてもカフェ文化は栄えていたことでしょう。
それに、以前からカフェ文化がいかにすごいかのキーワードとして
「メルボルンのカフェはパリのカフェよりも多い」
と言われるくらいですので、相当文化度が高いものだと思います。
数でいくと、実はメルボルンよりもシドニーの方が多いと思いますが、とにかく新しいお店が出店し、流行っていないとお店を畳むなど回転もあり、正直なところ正確な件数を把握しても意味ないですよね☺
シドニーの超有名店、シングル・オーは、なんと宿泊していたホテルの真裏にあり、3日連続で通いましたが☺、早朝から混雑しているのか一度も店内に入ることができず(予定が詰まっていて待っている時間が無かった)すべてテイクアウト。
それでも、飲んだコーヒーの味は忘れません。
あ、だからみんな出勤前にここで買っていくのか。
たとえ10分、15分待っても、幸せな1日のスタートが切れた方が良いですよね。
で、カフェの街といえばメルボルン。
ホント、どこにでも有名店があるのか、平日昼間だというのにいたるところが行列が混雑が見られました。
メルボルンセントラル、キングスクロス駅から徒歩5分にある、100年以上前の建物をリノベした、ハイヤーグラウンド。
朝一はわかりませんが、午前中の長居の間にひっきりなしに人が出入りしてます。
カフェストリートから外れているため、本来なら人は少ないはずですが、全くそんなことはありません。さすがメルボルン。
そして、カフェにも様々なジャンルがありました。
本格的なコーヒーを出す店
朝からがっつりしたメニューを出す店
パンを中心とした店
ケーキを中心にした店
夜までやっていて、アルコールまで出す店
ほんと色々です。
それに、どこも個性を感じます(店員の影響もあるでしょう)。
日本では強力なスタバなどはほとんどありません。個性に隠れています。
こんな体験は日本ではそうそうできません。
日本人のいいおっさん(おじいさん👴)がカフェ巡りするなんてことは考えにくいですが、オーストラリアでは何でもあり。しかも観光にもなります。
インスタ映えは全然不要!
こんな楽しみ方、もっと多くの日本人に伝えないと、もったいない!
オーストラリアへカフェに観光しに行く。
こんな目的、いかがでしょうか?
写真 2011年、2017年、2019年、2022年