もうすぐクリスマスがやってきます!
と先週のブログでお気楽気分で書きましたが、今オーストラリアでは大変なことになっています。
悪天候中の悪天候と言ってもいいくらい、大変な状況かもしれません。
まずは12月16日に向けた天気予報。
もう少し、クイーンズランド州に絞った天気予報を見ると、大変な大雨になっています。
13日から太平洋側からクイーンズランド州に上陸した、サイクロン JASPER(ジャスパー)。
現在、北部の町ケアンズから北、高級リゾート地としても有名なポートダグラス、大自然観光の入り口でもあるモスマンなどから、内陸部にかけて猛烈な雨・風をもたらし、被害をもたらせています。
元々人口の少ない地域で、15000以上の住宅が停電、24時間で600mm以上の雨が降り、大木の巨木が倒されて道路も寸断。大勢のレスキューが出動している。
しかもこのJASPER。動きが大変遅く、内陸で途中停車してしまうほどで、今後ノーザンテリトリーの北部の町、ダーウインに抜けるまで数日かかる見込みだそうです。
しかもオーストラリア北部はほとんど熱帯みたいなようなもの。
温かい海水を吸い込んで、今後更に発達しないとも限らず、今後のJASPERの進路が非常に心配です。
一方の地図の下の方、シドニーなどの都市では連日高温となり、40度の予想も。
(1週間で13℃から38℃をアップダウン)。東京・大阪の気温が10℃から23℃までアップダウンするのに負けず劣らず激しい変化です)
西オーストラリア州では、人の住まないアウトバックでは44℃と、とんでもない天候になっています。
一方の北極に近いタスマニア島ホバートでは、最高気温が18℃(もっと低い日も)。
気温も天候も本当に差異が激しいです!
これほどまでの悪天候は過去にそう何度もある話ではないですが、これが半年後の日本に毎年やってくる過去の結果を踏まえると、来年の日本の夏は一体どうなってしまうだろうと思わざるを得ません。
サイクロンJASPERがどこかに去って、クリスマスシーズンに向け早く平穏な日々に戻って欲しいとただただひたすら願っています。
それにしても大自然の脅威を、今回まざまざと見せつけられました。