世界が大きく動いている。
2020年から世界に猛威を振るっているコロナは未だ衰えを知らず、多くの国で経済・人命の両方に大きな被害をもたらしている。
最近ではロシアによるウクライナ侵攻があり、専制主義対民主主義の激しい争い(byバイデン大統領)となり、ますます不安定な世の中になっている。
しかし、それよりも忘れてはならないことがある。
もうずっと何年も前から問題になっていて、対処もできていない気候変動の問題。
これは、この問題を放置・先送りをすれば、地球上の人類が死滅してしまうかもしれない。国と国が争ったり、征服したりする話とは大きく違う。
気候変動はまってくれない。
そのもっとも影響を受けている1つの国がオーストラリア。
毎年12月から3月の間は、乾燥による森林火災発生が至るところでニュースになっていますが今年はオーストラリア東海岸を中心に、大雨による洪水のニュースが上回っているようです。
3月9には洪水で比重事態宣言が出されました。
シドニーでは2か月ちょっとで年間の降水量のおよそ8割の900ミリが降ったとか。
明らかに異常です。
しかし、基本的には森林火災が発生する方が圧倒的に多い。
特に2019年から2020年にかけて、オーストラリア国内の広い範囲で森林火災が発生。
そのあまりのすごさはアメリカ西海岸の森林火災と同規模で世界にニュースとして配信されていたので、記憶している人も多いかもしれません。
そんな大火災のことはブラックサマー/BLACK SUMMER と言われているようです。
森林火災発生直後には、ドキュメンタリーとしてアマゾンプライムから映画としてリリースされているくらい、解決しなければならない課題の1つになっています。
black Summer AMAZON PRIMEビデオ
被害の状況についてはこちら
そして先月。
オーストラリア出身のメンバーがいる有名バンド,レッド・ホット・チリ・ペッパーズが2022年に新曲をリリースしたことを発表。
え、地球変動となんの関係があるの?
と思われた方もいらっしゃるでしょう。
実は、新曲がBlack Summerというタイトル。
しかも、歌詞にはオーストラリアの有袋類も出てくる。
直接的に森林火災のことを歌ってはいませんが、それを感じさせる内容であることは間違いありませんでした。
オーストラリアでは特に被害の大きかった、気候変動による森林火災。
今年はたまたま洪水が中心であることと、世界の目が他の方にいってしまってますが、長い目で見ると気候変動から目をそらすことはできないでしょう。
2年経って、忘れなそうな森林火災。
是非このタイミングで思い出してもらい、少しでも地球環境に負荷を掛けないような生き方をそれぞれが考えてくれることを願って、まじめな記述になってしまいました!